ウオータースポットとはボディ表面の水玉に日光が当たることで、水玉がレンズのような効果を(虫眼鏡で日光を集めると黒い紙を焦がす事ができる事をイメージしていただければ分りやすいと思います)発揮した際に、塗装面にダメージを与えてしまう事です。塗装面に凹上のダメージを与えるので、完全に除去する為には塗装面を平らにする必要があります。やっかいな事にクリア層の下のカラー塗装部分に出来る場合もあり、この場合はクリア層を削ってカラー層を平らにしなくてはならないので、通常はほぼ除去不可能となります。しかし、塗装技術の進歩によって最近の車ではウオータースポットはなかなか発生することはないようです。これは悪材料形成の実験中に判明(実験車はH3年式国産車)しました。塗装技術の進歩で、ウオータースポットはイオンデポジットや酸性雨のクレーターより発生しにくいかと思いますが、もしお乗りのお車でクリア層の下にウオータースポットが発生した場合は、信頼できるプロに相談されたほうがいいと思います。
ウオータースポットについて
イオンデポジットについて
イオンデポジットは上記のウオータースポットと比べると凸状の悪材料となります。ボディに残った水滴が蒸発した後に、水道水に含まれるカルキや、雨に含まれる汚れなどの成分が残ってしまった状態です。輪のような形になることが多いので厳密に言うとボディの上に凹状のものが付着した状態といえるかも知れません。通常の洗車では簡単には落とせません。塗装面を凹ましてはいないのでウオータースポットとは区別されています。(また、化学成分が水分蒸発後に残留しているので水垢の一種ともいえますがケミカルが残留してできるので区別されています。いずれにせよ、放置すると塗装にも良くない点は同じですので、愛車をいつまでも綺麗にお乗りになるのであれば早めの処理が大切になってきます。イオンデポジットは車をお乗りになるのであればどのようなコーティングを施していてもある意味避けては通れない悪材料かも知れません。除去方法は初期の段階やコーティング後であればコンパウンドで比較的簡単に水垢同様に落としていけます。問題なのはイオンデポジットの見分けがかなり慣れないと分りにくい点です。ブリスでコーティングしておくことで、イオンデポジットも除去しやすく、残したケミカルからも留塗装面も守ってくれるので安心度があがります。
現在悪材料形成の為、数ヶ月に渡って放置してある車両(H3年式国産車)があるのですが、ウオータースポットがなかなか出来なくて困るというのも実験している立場でないと通常ありえないですが、よくも悪くもなかなかできないもことが判明しました。塗装の技術も進歩していることがよくわかました。一般的にウオータースポットと言われているものは、イオンデポジット等のことが多いようです。
雨天後に晴れた後の画像です、汚れも目立ちますがイオンデポジットも含まれています。コーティングしてあれば早期のものは簡単に落とせます。
ブリスしておくことでイオンデポジットから塗装面を守ることができます。時間の経った場合はコンパウンドで落としてください。
酸性雨によるダメージ
近年問題視されている酸性雨ですが、車の塗装にも悪影響があります。上記のウオータースポットとは異なって、水分が蒸発する際に、濃縮された酸性雨が塗装面を溶かしたり、凹状に傷つけたりします。これはウオータースポットやイオンデポジットとも区別されています。除去には塗装を平らにするポリッシュ作業が必要になります。一般的にはウオータースポットが(言葉のイメージもあるのでしょうが)幅広く使われているのですが、実際の内容はこのように違います。ただ、プロでないと見た目が似ている場合もあるのでお悩みの場合は、見分ける事ができるプロに判断を任せた方がいいと思います。個人的にはの一般の自動車ユーザーの皆様でも比較的楽に除去可能なものはイオンデポジットのみだと思います。ブリスでコートしておくことで、酸性雨の悪材料から愛車を守りましょう。
洗剤放置によるダメージ
不完全なすすぎによって洗剤がボディに残ったまま、様々な情況(紫外線、雨、熱、日光)などが悪い方向に重なった場合酸性雨クレーターのように塗装に凹状のダメージを残す場合があります。除去は塗装面を平らにする必要があります。中性洗剤(界面活性剤15〜20%くらいのものがおすすめです)を水で薄めて使用するのはこういった悪材料をなるべく避ける為でもあります。洗車の際は、すすぎも大切です。細かい話が続きますが、愛車をコーティングしておくことで、ヒューマンエラーから起こりやすい塗装へのダメージも未然に予防しておくことが可能ですのでおすすめです。